新型コロナウイルスによるパンデミックで在宅ワークや非対面ビジネスの需要が高まっています。
その中でも「チャットレディ」という働き方が脚光を集めています。
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ということから男性側も性風俗業界に足を運びづらい状態になりつつあります。
そのため男性はインターネットを介して女性と触れ合う機会を求めています。
チャットレディは動画チャットを通じて男性と会話するのがお仕事で、NOアダルトでただチャットするだけでもアダルト込みで男性とチャットしたりと様々な働き方を選べます。
まさに、このご時世の男性のニーズにぴったりの職業です。
また他の性風俗のようなナイトワークと異なり直接男性と会うことがないので、男性が怖い…という方や過去に男性との関係でトラウマがある方でもお仕事につきやすいと思います。
最近では拠点に依存せず完全在宅でどの地域からでも、お仕事ができるのが強みになっています。
性風俗業界であれば都心部に集中していて出稼ぎすることになりますが、チャットレディであればどのな地域からも配信できてしまいます。
女性の口コミ主婦で隙間時間にチャットレディで稼ぎたい
女性の口コミ普段はOLとして働いているけど副業でチャットレディを始めたい
という方も稼ぎがあるということは確定申告や税金面に知識が必要になります。
本記事ではチャットレディの報酬の仕組みや税金に関する話、確定申告は必要なのか?など徹底的に解説していきますのでこれからチャットレディを副業で始めたいんだけど税金についての知識がなく不安・・・という方などぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
チャットレディとは?

チャットレディというものについて解説していきます。
チャットレディはwebカメラやスマホのカメラで自分の映像を映し男性とチャット(会話)をするお仕事のことを言います。
男性の会員が会話したいと思いチャットにログインしてくれると報酬が発生します。
アダルト有でのチャットや、アダルトは嫌だという人はNOアダルトのチャットレディもあります。
パソコンのチャットレディやスマホサイトのチャットレディなどジャンルは様々です。
チャットレディのメリット
チャットレディのお仕事のメリットはナイトワークの中でも男性と直接会わず、男性にも触れられない、お酒も飲む必要がないというところです。
ナイトワークを始めてみたいけど男性と会うのは何があるかわからず怖い・・・という方も多いと思います。
実際、ナイトワークの業界では男性と直接会ってトラブルに発展している被害者女性はたくさんいます。
どんな男性と対面するかはわからないナイトワークでは危険が多いと思いますが、チャットレディであればカメラ越しなので怖い思いをするリスクは低くなるメリットがあります。
チャットレディのデメリット
チャットレディのデメリットはやっぱり身バレです。
ウィッグを被ったりマスクをして対策をすることはできるかもしれませんが、画面に映った自分をキャプチャを取られたりしてネットに拡散されてしまう可能性があります。
一度、動画や画像が拡散されてしまうとネットから完全に消すことは不可能です。
チャットレディの働き方
チャットレディの働き方は主に2つあります。
在宅チャットレディと通勤チャットレディの2種類です。
在宅チャットレディ
在宅チャットレディは名前の通り自宅で働くこと、スタイルのことです。
在宅の場合はサイトと直接契約して働くか、チャットレディ代理店経由で働くかのどちらかです。
在宅の場合は通勤チャットレディに比べて報酬単価が高い傾向にあり自分の隙間時間にいつでもお仕事ができる点です。
デメリットは、パソコンやカメラ、マイクなど周辺機器をそろえる必要があるのと、自宅のパソコン履歴から家族に見られるとバレる可能性があるところです。
通勤チャットレディ
通勤チャットレディは、チャットレディ代理店経由の働き方になります。
メリットはチャットレディに必要な衣装やパソコンやマイクなどの環境すべて揃っていてスタッフが丁寧にサポートしてくれることです。
しかし、在宅に比べて報酬が低い傾向にあります。
チャットレディの報酬の仕組みについて

ここではチャットレディの報酬の仕組みについて解説していきます。
チャットレディというお仕事は一般的なパートやアルバイトのようなお客さんがいてもいなくても出勤した時間だけ報酬がもらえる時給制とは全く異なり、完全成果主義です。
チャットレディの報酬はお客様と会話した時間により報酬が支払われるようになっています。
ライブチャットのような場合はチャットレディの女性とお話するために課金する必要があるのですが、この時にお客さんがお支払いした通話代からマージンを差し引いた額がチャットレディにも支払われます。
そのためアルバイトのようにひたすら時間を割けばお金がもらえるのではなく、いかにお客さんの人気を集め会話したかで報酬に差がでます。
報酬形態が異なるパーティーチャットとツーショットチャットについて
チャットレディの報酬形態はパーティーチャットとツーショットチャットで異なります。そもそもこの2つが何かというとパーティーチャットは「チャットレディ1人対複数人のお客さん」のライブチャット、ツーショットチャットは「チャットレディとお客さんが1対1」のライブチャットです。
ツーショットチャットだと1分で100円~120円が相場で、パーティーチャットだと1分で60円~150円くらいの報酬が一般的です。
ツーショットチャットの方が単価が良さそうには見えるのですが、パーティーチャットは分あたりの単価をお客さんの数だけ報酬が支払われるので、同時に集めたお客さんが多いとツーショットチャットよりもはるかに報酬がもらえます。
チャットレディの世界では、月に100万円以上稼ぐチャットレディはパーティーチャットで稼いでいることが多いです。
チャットレディも確定申告は必要!主婦や会社員の副業にかかわらず無申告に注意!

チャットレディで稼いでいる人で、確定申告をしていない無申告の人は結構多いそうです。
周囲の人や会社、旦那さんにチャットレディをしていることがバレるのが嫌という理由もあるとは思いますが、確定申告をしていないことが税務署にバレてしまうと、結局収入源であるチャットレディの存在もバレてしまいますので、確定申告は怠らないようにしましょう。
チャットレディ以外に所得が全くない主婦の場合は、基礎控除額(※現在は48万円)の範囲を超えて稼ぎがあれば確定申告が必要です。
夫の扶養に入っている主婦が確定申告をしていないのは危険です!
チャットレディは隙間時間を使って稼げるので、主婦の方がお家でチャットレディをしているというケースが多いです。
しかし、所得がない主婦が夫の扶養に入っていると、夫側の所得税にも配偶者控除というのが適用されます。これは、夫の収入が900万円以下の場合、38万円の控除が受けられるという所得税の制度です。
チャットレディをしていることが夫に言えず、夫に内緒でチャットレディで稼いでいる場合は、確定申告をせず脱税になってしまうケースがあるので注意が必要です。
この配偶者控除を受けているにもかかわらず、年間の合計所得金額が48万円を超えてしまっているのに、無申告で放置していると二重脱税になります。
チャットレディで稼いでいる本人が申告するべき分と、夫が受けている配偶者控除分の税金を脱税しているということになります。
夫が知らぬうちにチャットレディの収入で扶養から外れている場合、税務署にバレると夫にもチャットレディをしていることがバレてしまい夫婦関係に傷が入る可能性もあります。
最近では、チャットレディをしている主婦は税務署が特に目を光らせているので、税務調査の対象となる可能が高いです。夫にバレずにチャットレディをしたい場合は、超えない範囲で稼ぎをコントロールしておきましょう。
夫の扶養から外れないようにするには?
夫にチャットレディを隠していたい。夫の扶養から外れることがあっては困るという方は扶養から外れない範囲で稼ぎをコントロールしましょう。
扶養には2種類あり「税務上の扶養」「社会保険上の扶養」と分かれます。
税務上の扶養
税務上の扶養の場合、年間所得が48万円以下は税務上の扶養の範囲です。
※夫の配偶者控除の適用あり
年間所得が133万円以下の場合、扶養からは外れてしまいます。
※夫の配偶者控除の適用はあります。
社会保険上の扶養の場合、年間所得が130万円未満の場合は社会保険の扶養の範囲内です。
会社員勤めのOLが副業でチャットレディをする場合も確定申告は必要になるケースがあります。
最近では、会社員で副業が許可されたり国にとしても副業ブームになりつつありますが、副業による収入に関する税金について知識がないと脱税になってしまったり、副業が禁止されている場合は最悪会社にバレてしまう可能性があります。
会社員の方が副業でチャットレディをしている人は、年間20万円を超える稼ぎがある場合は所得税分は確定申告が必要になります。
※本業での収入が2000万円を超える場合は年末調整の対象外となるため、チャットレディでの稼ぎは所得税に関しても金額問わず確定申告が必要です。
会社にバレるか心配な人は住民税の納付方法に注意しましょう。
副業分の住民税は確定申告の住民税の納付方法という欄で「住民税を自分で払う」にチェックを入れると給与から天引きされなくなるのでチャットレディの副業がバレなくなります。
チャットレディの報酬と税金について

チャットレディでの稼ぎがなぜ税金がかかるのかについてわかりやすく解説していきます。
学生で親に内緒にチャットレディを始めようと思っている方は特に税金に関する知識がなくわからないと思います。
「別に会社のようにお給料をもらっているわけじゃないし税金とか関係がない」と思ってしまい、かなりの収入があるにも関わらず気づかずに脱税になっていたなんて事は避けたいですよね。
税金の基礎的な話になりますが、チャットレディとしてお仕事をして得た報酬も含め、すべての収入は税務上、事業所得又は雑所得と所得税の課税対象です。
しかし、基礎控除というものがあり年間48万円以下の収入であれば税金がかからず申告不要です。
もちろん、年間48万円を超えた分は、税金がかかりますので申告が必要になります。
会社員勤めのOLが副業としてチャットレディで稼いでる場合は、年間20万円を超えた分は税金がかかります。
※副業の場合、年間20万円以下であれば所得税の申告は不要です。
副業でも給与所得であればアルバイトのように年末調整され給与所得として課税されることで手間はかからないはずです。
しかし、チャットレディの報酬体系は依頼主からの業務委託のような形式になるので事業所得として考えます。
そのため自分で収入額を課税対象なのか計算する必要があります。
チャットレディの報酬を事業所得として申告する場合には青色申告を利用しましょう。
※10万円程度の節税になる可能性があります。
チャットレディでも金額によって確定申告は必要になる
- チャットレディはパソコンやスマホなどの端末でwebカメラを通して男性会員とチャット(会話)するお仕事
- チャットレディの報酬は成果主義でお客様と会話した時間により報酬が支払われるようになっている
- チャットレディも確定申告は必要です。主婦の場合は基礎控除を超えた分、OLで副業の場合は20万円以上の収入は確定申告が必要になるので注意しましょう。
- チャットレディの報酬に関わらずすべての収入には税務上税金がかかります。基礎控除を超えた分には課税されますのでチャットレディの収入は計算しておきましょう。
チャットレディとはどういうお仕事なのか、チャットレディの報酬体系についての解説しました。
ほかにもチャットレディで稼いだ場合に確定申告が必要なのか?税金はどういう仕組みでかかってしまうのかについて詳しく解説させていただきました。
今のご時世、新型コロナによるパンデミックで収入が減っている人が多いと思います。
風俗業界も大打撃を受けていて対面でのサービスのナイトワークは客足が減ってしまっているのが現状です。
その影響で、非対面のサービスの需要が高まりチャットレディに多くの女性が登録しています。
この記事を見て、これからチャットレディを始めてみたいけど「稼ぎがあった場合に税金がどうなるのか」「確定申告した方が良いのか・・・」わからずにいた方に参考になれたら嬉しいです。